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 日本の伝統技術を再発見し、世界へ発信していくという目標は、ピースリングのメインテーマのひとつです。
世界規模の大量生産に押され元気のなくなった産地に注目し、ジャパンブランドとして世に出していくことで、ピースリングは世界的な評価をいただきました。
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 Kyoto Traditional Style 

During dyeing process, the linen is carefully hand-dyed in factories in Kyoto where they have dyed kimono fabrics for generations. Especially, "AVANT-gradation" fabric has shading in a lengthwise direction, which is a very unique technique. The fabric used for "Avant-Plu" is another unusual accomplishment. Instead of ordinary printing on one side of the fabric, we left a pattern un-dyed on the fabric and created a 2-sided design pattern. Fabrics used for the "New York" line are also hand-dyed on hand-wrinkled linen. The method is called Yuzen dyeing, established about 300 years ago and famous for its luxuriantly dynamic and beautiful finish, not unlike a fine painting. Our craftsmen use one panel for each color including white to complete the whole print. It is a time-consuming process to use so many colors.

 

(▲ 画面クリックで拡大します。)

 ピースリングのデザインは、機械プリントの反復スタイルではなく、1枚の大きなキャンパスに絵を描く手法を採用しています。手間とコストがかかる方法ですが、出来上がった作品はシルエットが美しく、アクセントの効いたものなります。

 2mを超える作品では、染め型を数十枚も使うことになります。京都の工場では、すでにスリング専用の染め用レーンがあり、伝統職人の手で一枚一枚丁寧に仕上げられています。

 
 手揉み(てもみ)加工   
 ピースリングの麻といえば手揉み(てもみ)加工による柔らかさが特徴です。天然繊維のなかでもっとも強いラミー麻(苧麻)は、赤ちゃんをささえるという点では最適であるものの、そのままでは硬さが気になるものです。しかし、ピースリングの生地は、職人の手による手揉みが、やさしい柔らかさを加えてくれます。  
 蒟蒻糊(こんにゃくのり)   
 安価な麻のチクチク感は不快なものですが、伝統技術である蒟蒻芋(こんにゃくいも)を使った加工で解決できるばかりか、美しい光沢をも得ることが出来ます。この加工は、蒟蒻芋を粉状にしてこんにゃく糊を作り、麻糸1本1本に時間をかけてコーティングしていきます。あえて化学薬品を使わず、天然素材を使うこだわりはピースリングのポリシーです。  
 近江上布(おうみじょうふ)   

近江上布は、700年余りもの間技術や手法がそのままに伝承され、湖東地方の全域で生産されてきた。上布とは、細い麻糸、主として100番以上の麻の細糸を用いて手加工で織り上げた上質の麻のことを言う。原料は芋麻である。芋麻は高温多湿の気候を好み、うみ出した麻糸も、湿気を好む。近江上布を産する湖東山間部は良質の芋麻を産し、強靱な芋麻糸を豊富につくることができる。そして琵琶湖の多湿な自然条件は、近江上布に適している。作られた製品は、優れた通気性、高い吸水・吸温性、肌に密着しにくい繊維特性を生かしている。(引用)川村 隆一 “近江上布” 繊維学会誌, Vol. 61, No. 9, pp.P_249-P_252 (2005) .

 
 竿干し(さおぼし)     「しぼ」が快適に 
 伝統技術のしぼ加工を施した生地を、職人の手で丁寧に竹竿に吊るします。天気による湿度や温度の変化を確認し、じっくりと麻生地を乾かしてゆきます。機械乾燥にないナチュラルな仕上がり感は、手間を惜しまない伝統技法ならではの風合いです。    ピースリングの麻には、スリングに最適な「しぼ」(表面の凸凹)加工が施されています。夏は、汗をいったん吸った生地が、ほてった肌に暖められた「しぼ」でできた空洞を介して、生地を乾かしてくれます。乾くときには気化熱の作用で、今度はしぼの温度を下げて、涼感をもたらします。一方、冬は、しぼが肌に暖められて、保温効果をもたらします。
 
     
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